2009年08月31日
“よそ者”が「信州・高遠」を変える!?高遠ブックフェスに思う

高遠町風景

「本の家」 http://hon-no-machi.com/

シンポジウム風景

高遠町近辺の田舎暮らし物件の斡旋に実績豊富な地元(有)明和不動産の女将さん
2009年8月29日(土)、30日(日)高遠町(現長野県伊那市高遠町)で開催された、第一回高遠ブックフェスティバルに私は30日参加してきました。2007年この高遠の町に「本の家」という小さな古本屋さんが開店しました。作家兼ネット古書店主の北尾トロさんが中心になって、日本にもイギリスのウェールズにあるヘイ・オン・ワイという大変小さな田舎町で、古本屋さんが軒を連ねる風景を、是非日本にも実現したい思いからでした。2年後その夢に近づくべく第一回高遠ブックフェスティバルは開催されました。
高遠は桜の季節大勢の観光客が訪れますが、意外にも商店街には余り人が流れてこないとのこと、今回は街中で各種イベントが行われたため商店街は大勢の人で賑わいました。それと「地元では絶対と言っていいほどこの発想は出てこなかった、正によそ者ならではの発想による活性化策だ」と、イベントに参加した多くの地元の方も感心していました。
街中を散策している最中、「信州・高遠田舎暮らし物件」というポスターを掲げている地元の不動産屋さんを見つけて寄ってみました。女将さんが気さくに応対してくれました。それによると今までに100軒以上の地元田舎物件の斡旋の実績があるそうです。大半はリタイヤ組だが若い人もたまにある、程度の良い中古物件で1000万円程度の希望が多いが、物件数は限られ順番待ち、移住しても地元にとけ込めるかを考慮して紹介している、都会と違って田舎ではトラブルの多い賃貸物件は少ない、1000万円程度なら皆さん購入希望するとのことでした。
(有)明和不動産 http://www.geocities.co.jp/meiwa7777/