2007年12月17日
都心の信州田舎暮らし相談会に220人
JR有楽町駅前の東京国際フォーラム
都心の信州田舎暮らし相談会に220人、初の長野県単独開催に立ち見も出るほどの大盛況!
平成19年12月16日(日)午前10時より午後4時まで、東京都内JR有楽町駅前の東京国際フォーラム7F会議室で、田舎暮らし「楽園信州」推進協議会(長野県観光部・市町村・信毎・私たちNPO法人などで構成)主催の「田舎暮らし『楽園信州』セミナー・相談会」が、初の都心での長野県単独開催により行われました。私も見学と手伝いと取材を兼ねて行ってきました。私たちのNPO法人からは「信州に住もう!2007」を80冊無料贈呈で提供させていただきましたが、大変好評で抽選により全部無くなってしまいました。
従来デパート等で開催される「信州観光フェア」などと共催されてきた、県の田舎暮らし相談会ですが、団塊世代の定年問題など、社会の関心と全国各自治体間の移住者獲得競争の高まりもあり、相談者に十分対応できる単独開催の必要性が言われていました。
そこで今回は長野県挙げての初取り組みとして、県の移住相談ワンストップサービス窓口「田舎暮らし案内人」、就職関係の県Iターン相談員、農業関係の県新規就農支援センター員、最近発足した深刻な医師不足を解消するための県ドクターバンク担当者、田舎暮らし「楽園信州」推進協議会加盟の松本・駒ヶ根・飯山・原・泰阜の各市町村担当者が、開始早々から押しかける相談者の応対に当たりました。
隣のコーナーでは3年前に、都内から長野県中野市の古民家に移住した経験者である川島直樹・幸子夫妻の体験談や、参加の各自治体担当者が交代で発表する説明コーナーも設けられ、立ち見も出るほどの大盛況でした。「団塊」と思われる定年世代の他、若い世代も多く、中には「21世紀は農業の時代、真剣に農業をしたい」と相談する若いカップルも見られました。外は師走のあわただしい季節は寒い冬でしたが、会場内は信州での第二の人生を描く、相談者の熱気に包まれていました。
長野県観光部・田舎暮らし案内人 若林正展さんの話 「初の単独開催でどのくらい参加者があるか心配でしたが、220人もの方に来場してもらい、アンケートによると8割以上の方が参考になったとの結果も有り、首都圏住民の信州移住への関心の高さと、今までの協議会活動の手応えを感じています。来年は更に趣向を凝らして開催の継続を検討したい」
(なお蛇足ですが当日メディア関係としては、松本市民タイムスしか取材に来ていませんでした。こんな大盛況な都心のイベントの事を皆さんに伝えないことはないとの思いから、私がいくつかのメディアに投稿しましたので、このブログとダブってしまったら悪しからず。)