2008年03月30日
交差点の地名表示は、信州が来訪者に一番優しい!?

私が地元で以前から気になっていることを一つ挙げると、数多くある交差点での地名表示が、長野県は他県に比べると良く整備されていると思えることです。
地元にいる限りでは気が付かなかったのでしょうが、本業の仕事で県外に出ることが以前から多く、北は東北から南は関西まで各地に車で行ったり現地でレンタカーを借りたりしましたが、その時交差点の表示が無くて困った経験が有るので余計そう思うのかも知れません。今はカーナビが普及したとはいうものの、これは良いことだと思います。私どもを訪ねてくるお客様にも道順の説明がしやすいですし。
県外でも京都は交差点の地名表示が整備されていたと思います。そんな訳できっとこれは県外車の多いことを想定して整備されているのかも知れないと思い、先日長野県公安委員会へ聞いてみました。結果は全くその通りで、迷い車による渋滞や事故防止の観点から長野県公安委員会が各道路の管理者に指導をしているのだそうです。いつ頃から整備しだしたのかは、記録がないので分からないとの事。私が思うには長野冬季オリンピックが広く普及するきっかけだった様な気がします。特にそれ以降は英文表示が併記されるようになったと思います。
その代わりと言ったら何ですが、長野県は街路に掲げられる住所表示が完備されていません。それはまだ大字の付く旧来の住所が長野県内で多く使われているからでしょうか。一時金太郎飴のような味も素っ気も無い新住所が流行りましたが、あれは頂けません。地名も立派な無形文化財ですから。
交差点での地名表示に関して、皆さんからの情報もお聞きしたいです。