2008年02月16日
グリーン・ツーリズムシンポジウム in ながの 参加報告
第一部は女優の藤田弓子さんの講演
平成20年2月12日、長野市のJAアクティホールで、「グリーン・ツーリズムシンポジウム in ながの 2008」が、長野県グリーン・ツーリズム協議会の主催で開催されましたので参加してきました。
「グリーンツーリズム」について今更私が申し上げるまでもないとは思いますが、一応1970年代ヨーロッパから広まった、「都会に住む人が休暇を利用して、農山漁村へ出かけて交流を楽しむ運動」と言って良いでしょう。日本では平成6年に関連法が成立以降、農水省が旗振り役を務めています。全国でも長野県は地理的に大都市に近く、活発に取り組んでいる県と言っていいと思います。
さて今回第一部の講演会は、女優の藤田弓子さんが 「いつも何かにときめいていよう ∼いくつになっても旬∼」というテーマで講演されました。東京都生まれの藤田さんは、現在は豊かな自然の残る静岡県伊豆の国市在住だそうで、そこで市民劇団を主宰したりして地域起こしに協力される他、人気TV「遠くへ行きたい」の出演などで地方との交流に関わりの深い方です。さすが実力派女優さんだけあって、全部暗記しているのではないかと思うくらい全く淀むことなく話は流れ、そして時間正確に終了しました。地方へは今は無き実母の希望で移住されたようです。そこでひょっとしたらと思ったのですが、農業はやってはいないそうです。でも新鮮な食材には困らないとの事でした。
第二部は「信州・長野県からの情報発信∼更なる誘客を目指して∼」としてパネルディスカッションが行われました。
コーディネーターは内山二郎さん(フリージャーナリスト)、パネリストは木村宏さん(飯山市:なべくら高原森の家支配人)・宮田弘康さん(白馬村:白馬村観光局企画営業部マネージャー)・佐藤博康さん(松本大学観光ホスピタリティ学科教授)・庚(かのえ)久美さん(飯山市:民宿かのえ女将、ナガブロ有力メンバー)の4人。
それぞれ信州から優良の情報発信を、積極的にされている方々です。そして実は全員長野県への移住者でした。県外から移住された方は客観的冷静に信州の良さが見えるのではないでしょうか。第一部で藤田さんも言っていましたが、地域を活性化するには、「若者・馬鹿者・よそ者」を入れることが必要だそうです。この内、馬鹿者とは既成概念にとらわれないで大胆な発想が出来る人のことを言うそうです。念のため。
信州にも大いに「若者・馬鹿者・よそ者」を呼び込まなくては、との思いを強くした次第です。
祝「おくりびと」オスカー、原作「納棺夫日記」は信州で製本発
松本のブログ村に参加、ナガブロ仲間の厚い歓待に感謝
ジャズ好きの故人を偲んで、11.29長野市の印刷工場で演奏会
12月6日小谷村で「山里のきずな、守るには?」を話そう!
バーチャルからリアルへ② ふるさと回帰フェアに参加して
「東京国際ブックフェア」で、信州発の画期的製本技術を紹介
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Posted by 胃がん退職者 at 22:35│Comments(4)
│イベント
この記事へのコメント
藤田弓子さん!いいですね!私は好きです、ハキハキしていてそれで気使いのコメントを話せてそして嘘のない話をしてくれることに好感が持てます。さて本題のパネルディスカッションは皆さんが県外からの移住者とのことに驚きました。普通は極端ですが移住者は=部外者の考えからパレラーとしては迎えてくれないようですが素晴らしい取り組みだと思いますね、新しい見方と斬新な発想の中から新鮮な何かが生まれるものと信じます、 水は淀めば腐る ですね。「若者、馬鹿者、よそ者」の呼びかけは大うけですし、その通りでしょう。長野はとっても広い県ですがこれを浸透させることができましたらとっても素晴らしい存在になることと思います、まだまだ長野県人としては駆け出しの私ですが影ながら応援いたしますよ。
Posted by Iターンベン君 at 2008年02月17日 21:50
安藤様
お礼が遅くなって申し訳ございませんでした。
昨日書籍確かに受け取りました。大切に使わせていただきます。
シンポジュウムに参加していただいていたとは 知りませんでした。
お恥ずかしい話をさせていただきました。他の皆さんはこういったお席に
慣れていらっしゃるので ちょっと困りました。
お声をかけていただき いろんな方達のお話お聞きしたり お知り合いになれたり
そんなチャンスがいただけて幸せです。
ここのところ ちょっと忙しいので ゆっくりとNPO田舎暮らしのHPも充実させていませんが
今後とも ご指導お願い致します。
本当にありがとうございました。
コメントにての御礼ですみません。あらためて お礼に伺います。
お礼が遅くなって申し訳ございませんでした。
昨日書籍確かに受け取りました。大切に使わせていただきます。
シンポジュウムに参加していただいていたとは 知りませんでした。
お恥ずかしい話をさせていただきました。他の皆さんはこういったお席に
慣れていらっしゃるので ちょっと困りました。
お声をかけていただき いろんな方達のお話お聞きしたり お知り合いになれたり
そんなチャンスがいただけて幸せです。
ここのところ ちょっと忙しいので ゆっくりとNPO田舎暮らしのHPも充実させていませんが
今後とも ご指導お願い致します。
本当にありがとうございました。
コメントにての御礼ですみません。あらためて お礼に伺います。
Posted by もりひめ at 2008年02月18日 00:55
Iターンベン君 さん
コメント2つも頂きありがとうございます。
いよいよ今年の初夏には、長野県民の仲間入りされるのですね。
佐久穂町は良いところです。もちろん移住に伴う色々なことがあるとは思いますが、信州の自然と風土そしてそこに住む人を愛する努力をされれば、きっと困難も乗り越えられると思います。でもどうぞお体には気を付けて。私も微力ながら声援を送らせていただきます。それと移住を計画されてから実際に移住される過程や、実際に移住してからの体験、感想などを発信されたら良いと思いますが、いかがでしょうか。後に続く方々の良い参考にも成ると思います。
コメント2つも頂きありがとうございます。
いよいよ今年の初夏には、長野県民の仲間入りされるのですね。
佐久穂町は良いところです。もちろん移住に伴う色々なことがあるとは思いますが、信州の自然と風土そしてそこに住む人を愛する努力をされれば、きっと困難も乗り越えられると思います。でもどうぞお体には気を付けて。私も微力ながら声援を送らせていただきます。それと移住を計画されてから実際に移住される過程や、実際に移住してからの体験、感想などを発信されたら良いと思いますが、いかがでしょうか。後に続く方々の良い参考にも成ると思います。
Posted by NPO法人信州移住・ふるさと体験研究会事務局・理事 安藤文成 at 2008年02月18日 20:32
もりひめ さん、コメントありがとうございます。
「信州に住もう!」を「かのえ」さんの所で、有効に使っていただけたら本当に幸いです。飯山の記事も多く載っていますので、「かのえ」さんを訪れる多くの信州・飯山ファンのお客さんの目に留まって、そこから話題が拡がれば「信州に住もう!」も本望だと思います。
それと私自身、最近飯山から沢山の物を学ばせてもらったり、勇気をいただいているなあと思うことしきりです。飯山にはほんと魅力が一杯です。
この冬は国体があったり、雪にも恵まれて、「かのえ」さんはお忙しい日々のようで何よりです。私は間もなく訪れる眩いばかりの新緑の飯山にも、思いを馳せてみましょう。
今後とも同じく信州を愛する者としてどうぞよろしくお願いいたします。
「信州に住もう!」を「かのえ」さんの所で、有効に使っていただけたら本当に幸いです。飯山の記事も多く載っていますので、「かのえ」さんを訪れる多くの信州・飯山ファンのお客さんの目に留まって、そこから話題が拡がれば「信州に住もう!」も本望だと思います。
それと私自身、最近飯山から沢山の物を学ばせてもらったり、勇気をいただいているなあと思うことしきりです。飯山にはほんと魅力が一杯です。
この冬は国体があったり、雪にも恵まれて、「かのえ」さんはお忙しい日々のようで何よりです。私は間もなく訪れる眩いばかりの新緑の飯山にも、思いを馳せてみましょう。
今後とも同じく信州を愛する者としてどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by NPO法人信州移住・ふるさと体験研究会事務局・理事 安藤文成 at 2008年02月18日 21:15