2008年06月05日
世界的食糧危機に私たちが出来ること
「長野緑提灯の会」発会式の開催予告を報じる長野市民新聞
ここのところ国連主催の食料サミットなど、世界の食糧危機に関するニュースを見ない日はないくらいの状況です。その中で私は大変気になる議論に遭遇して、はっとさせられました。それは食糧自給率が先進国中で一番低いと言われる日本が、食糧自給率を高めることで世界の食糧危機が救われる一助になるかも知れないと言うこと、逆に言えばこのまま日本の食糧自給率が下がり続けることは、世界の食糧事情に悪影響を与えると言うことです。
実際に今食糧不足が原因で、世界のあちこちで暴動が起きているという事実があります。日本が輸入備蓄米30万トンの放出を緊急決定したのもこのことと大いに関係が有るでしょう。危機感を煽る意図は全くありませんが、サイクロンで大被害が出たミャンマーも四川大地震の中国四川省も、共に有数の米作地帯と聞きます。今年の秋が気がかりです。世界的に見て日本だけが米余りで困っているなどと、声高に言える状態ではないと思うのですが。
私の住む長野市でも周りを見渡せばけっこう遊休荒廃農地が拡がっています。でも担い手がいない、誰が耕作するのがよいのか、難しい問題です。しかし事態が深刻になってからでは遅いのです。今のうちから皆で考えて手を打っておかなければ、と思います。
「長野緑提灯の会」は日本の食料自給率を考えるきっかけを提供します。皆さんの参加をお待ちしています。
勝手連「長野緑提灯の会」発会式開催のお知らせ
(特別講演決定 緑提灯生みの親 丸山清明 中央農研所長)
テーマ 「日本の食糧自給率を高めよう」
「地場産・国産の安心・安全・おいしい食材を味わうために」
日 時 平成20年6月22日(日)午後2時から4時
ところ もんぜんぷら座(長野市新田町、旧ダイエー跡)3F会議室
定 員 54名
入場料 無料
内 容 ・緑提灯の解説(特別講演 提唱者 丸山清明 中央農研所長)
・日本と長野県の食糧自給率について 講師 長野県農政部
・今後の会の運営について
※日本の食糧自給率に関心のある方なら、どなたでも参加できます。
呼びかけ人 安藤文成(NPO法人 信州移住・ふるさと体験研究会)
小山都代(長野市松代町・カネマツ物産)
清水照子(中野市・三ツ和農産)
マダム上原(長野市・ビストロ クエルドクエル)
諏訪一子(長野市・諏訪角商店・トラットリア ジョイア)
問い合わせ先
「長野緑提灯の会」設立準備会事務局
(NPO法人 信州移住・ふるさと体験研究会)
事務局・理事 安藤文成
長野市三輪荒屋1196-7(株)渋谷文泉閣内
TEL026-263-5611 FAX026-243-3257
Eメールjimukyoku@shinshuiju.com
HP http://www.shinshuiju.com
ブログ http://shinshuijujimukyoku.naganoblog.jp/
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Posted by 胃がん退職者 at 20:12│Comments(0)
│環境・食と農